ヒトは難産でありその子は超未熟児で生まれるお話しをしました。 その中で赤ちゃんは母のおっぱいを吸い成長してゆく。 乳首から出る乳汁は血液を原料として作られ栄養とともに母親の免疫も 含まれている。胎児の時代(胎盤)から生…
いい天気の日が続いています。 我が家の楓の枝先が赤みをおびてきました。 春が近づいていますね。 さて、 「ヒトの子は超未熟児で生まれる」ってどう思ういます? ヒト以外の哺乳類をみてみましょう。 身近な犬や猫でも生まれ…
前回にヒトは哺乳類のなかで最も難産であるというお話しをしました。 それを少しでもスムーズにいくように赤ちゃんの頭に工夫があります。 通常の出産であれば胎児は産道を頭から出てきます。 出産後の赤ちゃんの頭の頂上を見ると…
おはようございます。 新たな気持ちでブログで伝えたいと思います。 そう、いつまで続くか分かりませんね、ウフフ。 社会的にこんな閉塞感を感じたことないですよね、今。 そんな中でもこれから出産を迎える”あなた”に伝えたいこ…
“歯の大きさは遺伝で決まり、顎の大きさは後天的な環境によって決まる。”この事は現在子供達に歯列不正が起こっている真理と私は信じています。 「後天的な環境」とは哺乳を含めた食事生活でいかに口周囲の筋肉を本来の発育をさせ続け…
ウサギの噛む筋肉と顎の成長の研究があります。ウサギは餌を食べるときに奥歯ですりつぶす運動をします。ヒトと同じ様な噛み方をするのですね。 粉末飼料を与え噛むことの負担を減らした成長期のウサギの筋肉の発育調べると固形物を食…
TVの料理番組では「柔らかい」とか「滑らかな食感」とか、やたらと噛みごたえない物が好まれていますね。軟食が価値がある様に放送されています。紹介した日歯雑誌では未来人の顔のコンピュータシュミレーションの図(写真)が載っている…
日本歯科医師会雑誌Vol.73に根来武史先生の論文が載っています。タイトルは「子ども達の歯列・顎に何が起こっているのか」は大変興味深かったです。現在の私達の食生活は軟食化が進み顎が十分に発育できず下顎の第二大臼歯(前から7番目…