
2025年11月13日
こんにちは!秩父市の今井歯科クリニックです。
当院では2ヵ月に一度、産婦人科医院様へ通院中の妊婦さん・ご家族の方に向けて、少しでもお役に立てればと思い院長が母乳育児・虫歯予防のお話をさせて頂いています。
妊娠中はつわり・ホルモンバランスの変化などで生活習慣が乱れやすくなります。また、お口の中を正常に保つ唾液の分泌も低下してしまい虫歯になるリスクが高くなる時期です。お母さんが虫歯になると虫歯菌が唾液を介して赤ちゃんのお口にも感染します。
そんな大切な時期に妊婦さんが「食生活やお口のケアはどのように対策すれば良いか」を直接お伝えしていますが、今回はブログでも紹介させていただきます。
以下の適切なケアによって予防することが可能となります。
◯バランスのとれた食生活
つわりやお腹が大きくなることで思うように食事が取れなくなることが増えてくる可能性がありますが、なるべく栄養バランスを心がけること。また、食事をだらだらと食べるのは控え、よく噛んで食べましょう。
◯フッ素入りの歯みがき粉の使用
現在、日本で販売している物の中で1番フッ素濃度が高い1450ppmの歯磨き粉を選んでいただくとより効果的です。さらに1日1回のフロスをするとperfect!
(つわりで歯みがき自体難しい場合はうがいでも可)
◯キシリトールガム・タブレットの利用
キシリトールには虫歯菌を歯につきにくくし、汚れを落ちやすくしてくれる役割があります。
タイミングは1日朝昼夜の食後・寝る前に。
◯歯科医院でのメンテナンスを受ける
どうしてもホームケアだけでは行き届かないところがありますので、歯のクリーニング・フッ素塗布などのメンテナンスを受けていただくことで個人への負担も軽減されます。
以上のことを意識しながら予防することにより、これから生まれてくる可愛い赤ちゃんにも虫歯菌が移りづらくなります。
ぜひ、ご家族でお口のケア実践してみて下さい✨
